完結編を読み始めたのが19歳でまだ大学生、恥も知らずで勉強会で竹内先生におバカな質問したことがありました。

質問

「均衡表の好転があったり、遅行スパンの好転があったり、波動や時間関係、計算値など色々あって結局なにを見て株を買ったらいいのかわかりません。何を見たらいいのですか?」

予想外だった竹内先生の答え

「力。現在相場がもっている売りと買いの力。 大、中、小勢観全てを考慮して、今優先すべきことはなにか。総合観で現在相場が持っている力を推し量って方向性を判断する。」

自分なりの考察

当時は自分の株価の分析方法としては「ファンダメンタルズ分析(世界情勢や政治、会社業績など含む)」か「テクニカル分析」という概念しかなかったので、「遅行スパンを主に見なさい」とか「基準線の方向を見なさい、三役好転の時は確率が高いよ」とか言われるかと思いきや、まったく別次元の予想外の答えで困惑していたことを覚えています(27年前ですが)。 また当時は「テクニカル分析」を信じて一目均衡表を知ったので、「テクニカル分析」の考え方から脱却し、竹内先生のおっしゃったことが理解できるようになるまで相当な時間がかかりました。

ここからは私の考えですが、相場の売りと買いの力、均衡状態は目で見てわかるものではありません。(達人だったら可能なのかも・・)

三波動を基本に過去から現在までの相場をああでもない、こうでもない、今相場はどの三波動を形成しようとしているのか、あらゆる想定を立てて日々の相場と照らし合わせつつ、自分自身の心で力を推し量って方向性を判断する、あるいは判断できない、などとしています。

デイトレードがいいと信じて相場する人には何を言っても無駄で、まったくの問題外ですが、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析、最近はAIに売買を任せる動きもありますが、それらの技術がいくら発展したとしても(エンジニアという仕事柄AIは使っています。でもAIに相場は無理)、好転だとか逆転だとか目で見えたある一つの事実だけで相場の方向性と大きさを判断することは不可能だと思うのです。